ニュースリリース
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今回は、元宝塚歌劇団娘役であり、宝塚OGの振り付けはじめ、ダンススタジオからヘアケアのプロデュースまで、トータルの美について多方面で活躍されている城華阿月さんです。
The Day Spa (以下TDS):城華さんは元宝塚の娘役として活躍されていましたが、きっと普通の人にはない華やかで特別な世界をご覧になってきたと思います。タカラヅカで学ばれて最も良かったと思われるところは何でしょうか?
城華さん(以下敬称略):本当にたくさんあってこれとは言い難いのですが、ひとつはきちんと挨拶が出来るようになったことですね。予科生の頃から挨拶に関して本当に厳しく教わってきました。もうひとつは、日本文化の美、伝統を教えてもらったことですね。1年生予科生の時は朝7時からお掃除をするのですが、それも「お掃除をさせて頂く」と言う風に、常に謙虚な気持ちでいることを教わりました。たとえばきれいに磨かれたドアノブを触る時は、指紋が残らないようにスカートを持って回すなど、お掃除された方の気持ちに配慮するというような、日本の美徳の精神も学びましたね。また髪の毛は、例えば長い髪の毛は三つ編みをし、お辞儀をした時と普段から前にでないようにする等厳しい規則もありましたがそんな見た目の美しさ、清潔感についても学びました。今もタカラヅカで身につけた教えを大切に守っています。
TDS:こちらのサイトをご覧も方をはじめ、伺いたいことは同じだと思うのですが、タカラヅカにいらっしゃったときは、やはりタカラジェンヌ同士で秘伝の美容法などを教え合うというような習慣はありましたか?
城華:いえ、私たちの頃はそれはもうぜんぜん(笑)正直言ってみんなライバルですから、美容の話をオープンにするということはほとんどなかったですね。たとえばメイクも、自分がきれいだなと思う人がいればブロマイドを買ってそのメイク法を研究したりしていました。美容法よりも整体等のメンテナンスの情報交換はしていました。
TDS:それは意外です。「みんなライバル」ですか?それは厳しい世界なのですね・・・。ところで城華さんがタカラヅカに入られたきっかけは何だったのでしょうか?
城華:両親が芸事が大好きで2歳の頃から日舞をお稽古させて頂いておりましたが兄の同級生のお母様に元宝塚の人がいらして「阿月ちゃんも入ったら?」と言われたのがきっかけでバレエや声楽を習い始めました。
TDS:タカラヅカに入団し「ベルサイユのばら」で初舞台を踏まれ、ロンドンやベルリン、香港など海外公演も経験されて本当に充実した舞台ライフを送っておられたのですね。
城華:そうですね。でも、ショーでも全場面に出して頂けるようになって、自分でもこれ以上ないほど充実した日々でしたが、だからこそ、いちばんいい時にやめて新しい世界ものぞいてみたいと思い2002年に退団しました。
TDS:それからのご活躍はみなさんのご存知の通りですが、さらに城華さんなれではの、美容のお話を伺いたいと思います。城華さんのお肌は本当に雪のように白くてキメが細かくてとってもおきれいですね!そしてボディラインも本当にお美しくていらっしゃいますね。。その美の秘訣に迫りたいと思います。まずは美しく健康でいるために長年続けていらっしゃる食生活などの実践法などがありましたらぜひお聞かせください。
城華:まず気をつけていることは身体を冷やさないために、夏でも冷たいものはなるべく飲まないようにしています。毎朝起きたてにもまずお白湯を頂くとか、つねに飲み物は温かいものを取るように心がけていますね。朝は100%ナチュラルのピュアなフルーツをたっぷり取って、酵素を取り入れるようにしています。
TDS:やはり身体の中からきれいになることが大切ですよね。お食事はやはりお野菜が中心でしょうか?
城華:はい。たとえばお芋の煮っころがしや、かぼちゃの炊いたものなどが好きですね。小さい頃から慣れ親しんだ母の味、おからやひじきも大好きです。お肉は母があまり好きではなかったので私もあまり食べないですね。でもすき焼きは大好きですし、私、本当によく食べるんですよ(笑)朝からカレーを食べたり、その上ケーキを頂いたり。これを食べたらダメだとか、こうしなければダメだとかあまりストイックには考えません。食事で大切なことは、その食材からでしか得られない大切な要素があると思うのです。それはサプリなどでは補うことはできないと思います。私の食生活の基本は好きなものを好きなだけ食べて、脳と心がハッピーになれること。
TDS:それで、そんなにお美しいなんて、もう羨ましいです!他に何か美と健康のために積極的にされていらっしゃることはありますか?
城華:コラーゲンの粉末を毎朝暖かい飲み物に入れて飲んでいます。コラーゲンは加齢とともに少なくなるので、毎日補うことで筋肉、骨、肌、髪や爪などにも効果があります。夜、眠る前は、「HSCコラーゲン」という別のコラーゲンを飲んでいます。これは、効き目が早くて翌朝、お肌がつやつやになるんです。宝塚の生徒さんたちへの差し入れにお持ちすると、とても喜ばれますね。私がプロデュースしているネットショッピング、ダブルセブンでも取扱っています。
TDS:その美しいボディをキープするために、何かエクササイズをされていると思うのですが、具体的にどんな運動をされていますか?
城華:運動はあまり特別なことはしていないのですが、幼少の頃からストレッチだけは朝、晩欠かさずにしていますね。先日ちょっと体調を崩して入院した時も2日目からはもうストレッチをしていました。ストレッチで筋肉や筋をほどよく伸ばすと天然のコラーゲンが出てくるということが、科学的にも解明されたようです。具体的にどんなストレッチをするかというと、日替わりでその時の疲れ具合に応じて開脚をしたり、腹筋をしたり、時にはヨガのようなポーズをとったり、それがもう生活に組み込まれていますね。本格的なストレッチをしなくても、例えば寝る前、仰向けになって手足をブラブラと動かしたり深呼吸するだけで、緊張が取れて、すっと眠れるようになると思いますよ。
ストレッチは毎日これだけしなければ・・というように数を決めないで、その日の体調や身体の具合を見ながら、開脚、腹筋、背筋、柔軟体操などを30分位しています。回数を決めずに。日替わりですることが続ける秘訣だと思います。
TDS:その他、何か続けていらっしゃることはありますか?
城華:どんなに忙しくても、どんなに遅く帰宅しても、毎日のバスタイムはぜったいに欠かせませんね。1時間半から2時間は入っています。まずは湯船に入って雑誌などを読みながら汗が出てくるまで待ちます。そして身体が温まったら、マッサージや運動をしています。例えば湯船の中でツイスト的な運動をしたり、足を曲げたままバタ足をしたり、腹筋をしたり・・・。また5本の足の指の間に手を入れてぐるぐると回したり。その日の自分の体調に合わせて、いろいろなメニューを自分なりに取り入れていますね。私のこのバスタイムは、その日の毒を出す、デトックスのとても大切な習慣です。こうして毎日自分と向きあっているとちょっとした体調の変化にも気づくようになるんですね。
TDS:では、具体的にお肌のお手入れについて実践されていることがあればぜひ教えてください。
城華:例えば化粧水ひとつつける時でも、シワにならないように「がんばれ!」と念をかけながらお手入れしていますね(笑)お顔のマッサージは基礎化粧品をつける時についでにしています。実は私、中学生の頃から、自分の母にマッサージやフェイシャルのトリートメンをしてあげたりしてたんです。昔から母がネイルやエステがとても好きなので、私は「アフロディーテ」というエステサロンの名前までつけて、母にお顔のマッサージやリフトアップ、お腹のマッサージ、腕のもみあげなどしていました。それは今も続いていますね。
TDS:今エステやトリートメントのお話が出ましたが、スパに行かれることもありますか?また城華さんにとってスパとはどんな存在でしょうか?
城華:スパは大好きです。全てを解き放って心が開放される本当に素晴らしい空間。そしてそこできれいになれるなんて、最高の場所ですよね。私は母と一緒に行くことが多いですね。サロンによってはペアで受けられるトリートメントルームもあるので、母と同時に同じトリートメントメニューをして頂いたりすることで、親子の絆を改めて感じたりして、私にとってスパはしみじみと幸福感を味わえる場所ですね。
TDS:それでは最後に、城華さんの美容哲学を教えて頂けますでしょうか?
城華:やはり『美は1日にしてならず』だと思っています。いいと思うことは毎日の習慣にして継続すること。美への意識も大切ですね。それも24時間。そんな地道な努力が絶対に実を結ぶときが来ると思っています。
城華阿月さんプロフィール
89年宝塚音楽学校入学、91年月組にて「ベルサイユのばら」で初舞台を踏む。海外公演(ロンドン)など数々の舞台を経て、98年宙組へ。その後香港・ベルリンなど海外公演を含めて多くの舞台に出演後、
02年宝塚歌劇団退団。03年NHK朝の連続テレビ「てるてる家族」出演。その他世界陸上 開会式振付助手をつとめるなど、舞台出演・振付などの指導を行う。09年よりネットショップ「Double Seven」とダンススタジオも始める。2歳よりはじめた日本舞踊は花柳流師範。他にも浪花屋鳥造福島店オーナーや美容アイテムの企画、プロデュースなど多方面で活躍中。
城華阿月オフィシャルサイト:http://www.azuki.tv/
城華阿月オフィシャルブログ:http://ameblo.jp/j-azuki/
ダンススタジオand3:http://www.and3.jp/index.html
Double Seven:http://www.rakuten.ne.jp/gold/double-seven/